とある方のBLOGから引用させて頂きました、画像は2012年の日間賀島…、
「漁師とビジネスマン」
メキシコの田舎町、海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい!
それを見たアメリカ人旅行者が…、
「すばらしい魚だね、どれくらいの時間、漁をしていたんだい?」と尋ねた。
すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ!」と答えた。
旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね、おしいなあぁ~!」と言うと、
漁師は「自分と自分の家族が食べるには、これで十分なのさ!」と言った。
「それじゃあ、余った時間でいったい何をするんだい?」と旅行者が聞いた。
すると漁師は…、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出るのさ、
戻ってきたら子供と遊んで、女房と昼寝して、夜になったら友達と一 杯やって…、
ギターを弾いて、歌をうたって…、ああ、これでもう一日終わりだね!」と答えた。
すると旅行者は、まじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールで、MBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう!
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ!
それで余った魚は売るんだ、そのお金が貯まったら大きな漁船を買うんだよ!
そうすると漁獲高は上がり儲けも増える、その儲けで漁船を2隻、3隻と増や していくんだ!」
さらに…、
「やがて大漁船団ができるだろうね、そうしたら仲介人に魚を売るのはやめるんだ!
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れるんだ!
その頃、きみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越すんだ!
そして、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくいんだ!
その後、きみはマンハッタンのオフィスビルから、企業の指揮をとるんだ!」
そう旅行者がアドバイスをすると…、
漁師は尋ねた、「そうなるまでに、どれくらいかかるのかね?」
「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね…、」と旅行者が答えた。
「それからどうなるの?」と漁師が訪ねると。
「それから…?」旅行者は少し間をおいて、
「そのときは本当にすごいことになるよ!」にんまり笑いながら、さらに続けた・・・、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ!」と旅行者が答えた。
すると漁師が「それで…?」と尋ねると、その旅行者は、
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝る!
日中は釣りをしたり、子供たちと遊んだり、奥さんと昼寝をして過すんだ!
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ!
どうだい?すばらしいだろう!」
終わり…、(笑)
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