二十四節気による大寒あたりから、節分にかけては極寒の日続きます。
文字通りこの日もよく冷え込んでおり、眞空庵の屋根から氷柱ができました。
何時も主は、贅沢にも暖かいところで仕事をさせて頂いています。
なので、こんな寒空でのお手伝いは大変堪えました!(-_-;)
遥か遠い遠ぉ~い、そのむかしのまた昔・・・、
我が地元のお寺さんが、火事で焼失しました。
そのせい?なのか、偶然なのか災難が続きました。
その年は大飢饉と疫病で、村の民達が非常に苦しみました。
その年は大飢饉と疫病で、村の民達が非常に苦しみました。
翌年から、住職と村人一同総出でお祈りを始めました。
我が百済寺本町では、それを「総祈祷」と言います。
何処の地域にもある、氏神様の神主業とは全くの別行事です。
町内安泰・等々の意味合いでは、祭り事にも近いのですが・・・、
町内安泰・等々の意味合いでは、祭り事にも近いのですが・・・、
(注)地元ローカル的な補足ですが・・・、^^;
公表・文字通り、主の住所は(旧)湖東町・読合堂です。
なのですが、以前より、それこそ主の生まれる前の曾祖父母の代から、
町内会は(旧)愛東町・百済寺本町にて、お付き合いして頂いています。
町内会は(旧)愛東町・百済寺本町にて、お付き合いして頂いています。
行政はじめ学校も家族全員が愛東中の卒業生ですし、今回の町行事等も百済寺本町です。
その理由は住所地番が袋小路地にあり、愛東町の中に湖東町が数軒だけ点在する状態なのです。
主の隣家④軒だけが湖東町で、もっと湖東町寄りのお宅⑤軒と①集落が愛東町地番で存在します。
なにかと行政的にもややこしいので、当時から特例として学区割で町内分けされていました。
なので公称は(旧)湖東町の住所録ですが、まんま(旧)愛東町の住民なのです。
ほんと、ややこしいんですが、主は愛東町の出身でまんま在住なのです・・・、(・_・;)
話は戻って・・・、「総祈祷」
地元では(そぎと)と発音されています。
いわゆる献上方法や貢物に、独特な風習や品物(食べ物)があります。
初日は定番のお餅つき、二日目が?で辛み・たたき牛蒡・昆布、三日目は総祈祷の本日です。
一日目に当主が通常の神事と同様に、神社の拝殿にてお祓いを受けます。
なのに!最終日の三日目・本日には、百済寺の住職がお経を唱えます。
それに伴い神事の定番である榊(サカキ)と、お葬式で使用する樒(シキミ)とも両方を使用します。
「神仏一体」とはいいますが、何故かそうなのです・・・、
当主は、おおよそが年功序列順で決まっており、それを町内の親戚と近所がお手伝いします。
今回は隣家の方が目出度くお受けになりましたので、主も微力ながらお手伝いさせて頂きました。
眞空庵のお得意様各位におきましては、臨時休業させて頂き大変ご迷惑をおかけしました。
田舎特有の神・仏行事に御理解を頂き、誠にありがとうございました。(感謝)
そして、我々のような下っ端がお手伝いをさせて頂く内容は(↓㊦↓)こちらです。
おそらく、というよりも・・・、絶対に他の町ではされていないと思いますよ!(^_^;)
主の隣家④軒だけが湖東町で、もっと湖東町寄りのお宅⑤軒と①集落が愛東町地番で存在します。
なにかと行政的にもややこしいので、当時から特例として学区割で町内分けされていました。
なので公称は(旧)湖東町の住所録ですが、まんま(旧)愛東町の住民なのです。
ほんと、ややこしいんですが、主は愛東町の出身でまんま在住なのです・・・、(・_・;)
話は戻って・・・、「総祈祷」
地元では(そぎと)と発音されています。
いわゆる献上方法や貢物に、独特な風習や品物(食べ物)があります。
初日は定番のお餅つき、二日目が?で辛み・たたき牛蒡・昆布、三日目は総祈祷の本日です。
一日目に当主が通常の神事と同様に、神社の拝殿にてお祓いを受けます。
なのに!最終日の三日目・本日には、百済寺の住職がお経を唱えます。
それに伴い神事の定番である榊(サカキ)と、お葬式で使用する樒(シキミ)とも両方を使用します。
「神仏一体」とはいいますが、何故かそうなのです・・・、
当主は、おおよそが年功序列順で決まっており、それを町内の親戚と近所がお手伝いします。
今回は隣家の方が目出度くお受けになりましたので、主も微力ながらお手伝いさせて頂きました。
眞空庵のお得意様各位におきましては、臨時休業させて頂き大変ご迷惑をおかけしました。
田舎特有の神・仏行事に御理解を頂き、誠にありがとうございました。(感謝)
そして、我々のような下っ端がお手伝いをさせて頂く内容は(↓㊦↓)こちらです。
おそらく、というよりも・・・、絶対に他の町ではされていないと思いますよ!(^_^;)
これら大量の、辛み創りです。
約5㌔の乾燥唐辛子を、極小粉になるまで粉砕し続けます。
大桶で約②杯分あります、この作業が一番大変なのです!
辛い埃で目や鼻・喉はもちろん、皮膚までかゆくなります。(-_-;)
大人が数人掛かりで、痛い目を擦りたいけど擦れず、
マスクで予防していても、隙間から入り込む唐辛子でせき込み!
変な話ですが、途中でトイレに行こうものならドエライ目にあいます!(^_^;)
しかもガレージでの作業なので凄く寒い・・・、
昔ながらの正式な伝統製法でいくと、これなのですが・・・、(^_^;)
これだと大量の唐辛子を小粉にするのに、数日掛かる勢いです。
それこそ気が遠くなります・・・、(・_・;)
このへんは行事的な障りだけで形式的なことをして、ハイお終い!^^;
出来るだけ、手で細かく千切って砕いておきます。
あとは文明の利機である、ミキサー⑥台をフル稼働して行います。
簡単な作業に見えて、これが結構難しいのです!
なんしか早く終えたい・・・、(-_-;)
いやいや、そんな罰当たりなことは言いませんが、(^_^;)
いやいや、そんな罰当たりなことは言いませんが、(^_^;)
沢山入れ過ぎると上手くミキサーが廻らず、唐辛子が粉砕しないのです。
なので、オタマに一杯ずつ入れていくしかありません。
想像に反して手間がかかり、根気のいる作業なのです。
誰ですか?楽しそう!と言ったのは・・・?(・_・;)
誰ですか?楽しそう!と言ったのは・・・?(・_・;)
作業中、ガレージ内は唐辛子の粉が舞い上がり凄い光景です。
時々、上役の方々が様子を見にこられ、「もっと細かく!」
と指示されますが、モノの数秒で即・咳き込んで退場されます。
時々、上役の方々が様子を見にこられ、「もっと細かく!」
と指示されますが、モノの数秒で即・咳き込んで退場されます。
その作業が約③時間半続きました・・・、(^_^;)
ミキサーで粉砕しては、小まめに篩にかけ細かく仕分けて、
またまたミキサーで粉砕して・・・、
その繰り返し・繰り返しの作業です!(-_-;)
数時間後、ご覧のようにキメ細かい綺麗な唐辛子粉が大量にできました。
この作業はミキサーを⑥台使用しますが、毎年②台は焼け付いて壊れます。
今年も終わりかけに①台調子が悪くなりましたが、決して主のせいではありません!
そらぁ~壊れるわ!くらいに超~酷使していますもんで・・・、(^_^;)
そらぁ~壊れるわ!くらいに超~酷使していますもんで・・・、(^_^;)
それが終わると、まったく同じ方法でミカンの乾燥皮を粉砕します。
先ほどの唐辛子を⑦割、こちらの乾燥させたミカンの皮③割を混ぜます。
そうして出来上がったのが、今年の「総祈祷・辛み」です。
これをお供え用とは別に、お下がり用に196袋詰めます!
それくらいなら、そんな大量にいらないのでは・・・?
とお思いでしょうが、これが大人気のお下がりなのです。^^;
ほどよく辛みがあり、ミカンの皮のおかげで身体が暖まります。
ヘタな高級七味なんか足元にもおよばず、美味しいのです。
一軒に①袋だけは納得してもらえず・・・、
持ち帰り用の袋を持った、町内の住民たちが群がります!
それに・・・、
これだけ苦労したので「ありがたみ」も無いと困ります。^^;
午後は手分けをして「樒・しきみ」を町内の軒数分に取り分けます。
初日は神社で榊で玉串奉奠をして、最終日は樒を捧げてお経を唱える・・・?
意味合いが良く解らんことも、なきにしもあらずでして、(^_^;)
作業中に主が・・・、
歴代総祈祷・当主経験者の方々や、年長さん達にに尋ねました。
歴代総祈祷・当主経験者の方々や、年長さん達にに尋ねました。
この大量の辛みは、なぜ奉納するようになったのですか?
なにか由縁や云われがあるのですよね・・・?
大先輩方一同、それがワシらにもよう解らへんにゃ!
と、皆さん声をそろえて・・・、
と、皆さん声をそろえて・・・、
長年ワシらも、疑問を抱きながら続けているんやぁ~!
と、大変正直なお答えでした・・・、(^_^;)
そういえば、町内最長老であった⇒亡き祖父に尋ねても、おなじような回答えした。
ワシらは歴代経験者の歳寄りさん達から、前から続く伝統行事なんやから同様にせなアカン!
と、キツク言われてきたけど、こんな大変な事は改善していく必要があると思う。
何故?するのかも解らないことなんやから、尚更に・・・、
と改革・未来的なお言葉は一応頂きました。^^;
結局のところ、こういった本音の話を年齢層を超えて出来る場も、
それに伴う呑み食いでコミニュケーションをとるのも、
こういう行事の時にしかできないし、ありませんよね・・・、^^;
そのお蔭?もありなのか、こうして我が町内も平和で安泰なのかもしれません。
結局のところ皆さん、正式な云われや効能の意味も解らずでしまいでしたが・・・、(^_^;)
それに伴う呑み食いでコミニュケーションをとるのも、
こういう行事の時にしかできないし、ありませんよね・・・、^^;
そのお蔭?もありなのか、こうして我が町内も平和で安泰なのかもしれません。
結局のところ皆さん、正式な云われや効能の意味も解らずでしまいでしたが・・・、(^_^;)
おそらく何処の町内会でも行われている神事・仏事とは、そういう意味でもあるんでしょう!
そのお付き合いも理解して下さる年長者さんばかりではなく、想像以上に大変なのですが・・・、
まっ、当主が主に廻ってくるまでに、町内の先輩が約四十人はおられます。
もしかすると、生きているうちには廻ってこないかも?
そんなに甘くはないのが、田舎なのですが・・・、(^_^;)
「総祈祷」4/4まで続きます。^^;
そのお付き合いも理解して下さる年長者さんばかりではなく、想像以上に大変なのですが・・・、
まっ、当主が主に廻ってくるまでに、町内の先輩が約四十人はおられます。
もしかすると、生きているうちには廻ってこないかも?
そんなに甘くはないのが、田舎なのですが・・・、(^_^;)
「総祈祷」4/4まで続きます。^^;
2013 4/8Mon 4/9Tue
大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
恥ずかしながら、頑張って参ります!(^_^;)
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