本来ならば命日にするのが正式ですが・・・、
休日である先の月曜日に、祖母「川瀬美佐江」の二十七回忌法要を営みました。
積雪のなか、願い寺「東光寺」さんの本堂と、川瀬家のお墓へお参りしました。
昭和62年3月2日、主の祖母・美佐江の葬式も、膝まで積もる季節外れの大雪でした。
月・日が経つのは速いもので26年前になるんですね、主はその当時まだ19歳でした・・・、
早朝から夜まで営む、理容店とういう商売柄なのかしれませんが・・・、
主は乳児、いや、物心ついてからも母親とお風呂に入ったことはありません。
変な話ですが、乳幼児期は寝付くまで、祖母のおっぱいで遊んでいた記憶が御座います。^^;
お風呂も、寝るのも、旅行はじめ何処へ行くのも、すべて祖母が一緒でした。
家族の中では一番優しくて可愛がってくれた、そんな祖母が大好きでした!^^;
家族の中では一番優しくて可愛がってくれた、そんな祖母が大好きでした!^^;
祖父と同じ年で従妹夫婦だった祖母は、102歳のという長寿の祖父と違い78歳で他界しました。
晩年は自宅で床に伏せたままで、いわゆる寝たきりでした。
主が小学校・中学年位の頃から、老人ボケの症状がではじめ、その後約10年間苦しむことに・・・、
先ずは些細いな物忘れから始まり、そのうち言葉も忘れて、ただ泣くか笑うだけでした。
もちろん下(大・小便)の方も忘れてしまい、いわゆる赤ちゃん戻りの状態でした。
先ずは些細いな物忘れから始まり、そのうち言葉も忘れて、ただ泣くか笑うだけでした。
もちろん下(大・小便)の方も忘れてしまい、いわゆる赤ちゃん戻りの状態でした。
今でこそ認知症や痴ほう症といった正式な病名があり、治療や介護なども充実していますが、
当時はまだまだ・・・、
当時はまだまだ・・・、
いくら自宅が店舗といっても、お客様中心の商売です。
祖母を四六時中介護することは無理です。
祖母を四六時中介護することは無理です。
なので、自宅の全戸扉に内鍵を付けて軟禁状態で対策をしていました。
可哀そうなのですが、そうするしか仕方がありませんでした・・・、
「お願いやし開けてーなー!」とは、言葉を忘れた祖母には言えませんでしたが、
戸をドンドンと激しく叩く音が、家族皆には悲痛な叫びに聞こえていました。
その祖母の渾身の訴えに対し、幼き主は涙ながらに堪えていたのを今でも鮮明に覚えています。
可哀そうなのですが、そうするしか仕方がありませんでした・・・、
「お願いやし開けてーなー!」とは、言葉を忘れた祖母には言えませんでしたが、
戸をドンドンと激しく叩く音が、家族皆には悲痛な叫びに聞こえていました。
その祖母の渾身の訴えに対し、幼き主は涙ながらに堪えていたのを今でも鮮明に覚えています。
そうせざる得なかったのは、祖母は屋外へ出て徘徊することが多々あったからです。
何かの目的で家を後にしたが何処へ行くのか、はたまた自分の帰る家も忘れてしまう状態でした。
何かの目的で家を後にしたが何処へ行くのか、はたまた自分の帰る家も忘れてしまう状態でした。
一度大騒ぎになって、地元消防団と住民の皆さんに、山狩り捜索をして頂いたこともありました。
時には何故か、京都府内の片田舎で保護されたこともありました・・・。
時には何故か、京都府内の片田舎で保護されたこともありました・・・。
今となっては可哀そうなことと思いますが、当時はそうするしか仕方が無かったんだと思います。
仕事も引退して隠居する祖父が、介護することが最善の策ですが、これがまた情けないことに・・・、
明治生まれの自分本位な超~遊び人だった祖父は、最愛の妻である祖母の事は完全に放任でした!(怒)
そんな、悔しくて哀しいこともですが・・・、
当時返還されたばかりの沖縄はじめ、祖父母の兄弟が住む九州各地、地元保養地などなど、
健康だった頃の祖母と、色んな所へ旅した楽しい思いでも一杯あります。
もちろん、日ごろから愛情いっぱいに主を可愛がってくれたのは、言うまでもありません!^^;
仕事も引退して隠居する祖父が、介護することが最善の策ですが、これがまた情けないことに・・・、
明治生まれの自分本位な超~遊び人だった祖父は、最愛の妻である祖母の事は完全に放任でした!(怒)
そんな、悔しくて哀しいこともですが・・・、
当時返還されたばかりの沖縄はじめ、祖父母の兄弟が住む九州各地、地元保養地などなど、
健康だった頃の祖母と、色んな所へ旅した楽しい思いでも一杯あります。
もちろん、日ごろから愛情いっぱいに主を可愛がってくれたのは、言うまでもありません!^^;
年忌回向は故人を偲ぶ為でもあるんだ!なと実感します。
住職の読経が流れる法要中「喜怒哀楽」、色んな思い出が走馬灯のよう頭を駆け巡りました。
熱いものを胸に感じながら、亡き祖母の思い出に浸っている幼き頃の主がそこに居ました。
お婆ちゃん、あの世で元気に暮らせてますか?^^;
住職の読経が流れる法要中「喜怒哀楽」、色んな思い出が走馬灯のよう頭を駆け巡りました。
熱いものを胸に感じながら、亡き祖母の思い出に浸っている幼き頃の主がそこに居ました。
お婆ちゃん、あの世で元気に暮らせてますか?^^;
南無阿弥陀仏・・・、(合掌)
TWBC 2013
2013 4/8Mon 4/9Tue
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下手な写真とクダラナイ戯言にお付き合い頂きありがとうございます。