2014年3月16日日曜日

残念な口癖



皆さんは次のような言葉を、口にしてしまうこと、聞いたことはありませんか?
チェックされてから、以下の文章をお読みください。

□ 弱点を克服したい
□ じゃぁ、みんなで話すか
□ ・・・したのに
□ 人が足りません!
□ いつかは起業したい
□ どうしたらいいですか? 
□ あいつ、使えない
□ 要は、こういうこと? 
□ ここだけの話だけど
□ 俺、寝てないんだよ
□ でもさ・・・、
□ あー、私もね


これらは、「残念な人」をつくる言葉なのだそうです。

頑張っているものの効率が悪かったり、優先順位が間違っていたりで、なかなか成果が出ない。
高学歴でけっして頭は悪くない、それなのに仕事ができない。
こういう人を「残念な人」というのだそうです。

残念な人には、その人を残念にしてしまう「口癖」があるそうです。
それをまとめたのが、上図のチェックリストなのです。

例えば…、
「じゃあ、みんなで話すか」が口癖の人は、問題解決力がないと考えたほうがいいです。
本当は自分が決めなければいけないことを、決められないから皆んなで決めて、
何かあったときの保険をかけているだけなのです。
また、このタイプの人がよく口にする、「みんなで考えたほうが、アイデアが出るから」という言葉は、
裏を返せば、「自分にアイデアがないから、メンバーに出してもらいたい」という意味なのです。

会社のやり方や上司の方針に不満を持つ人が、「ビジョンが見えません」と言うことがありますが、
これも、問題解決力が欠けている人に多いようです。
この言葉には、かっこいい響きがありますが、これほど無責任な言葉もありません。
だいたいそういうことをいう人は、自分自身に明確なビジョンがないからなのです。
もしも、ビジョンを持っているのであれば…、
そのビジョンに基づいて、会社の業績を上げる提案と努力をすればいいだけの話です。
会社や上司にビジョンがないと嘆く前に、自分自身に果たしてビジョンがあるのか、考えてみるといいでしょうね。

「のに思考」では何も解決しません。
「・・・したのに」が口癖の、「のに思考」の人は非常に多く、何でも人のせいにしたがる傾向があります。
相手が自分の期待通りの行動をしてくれなかったからといって、「・・・したのに」といっても、物事は改善しません。
「どうしたらうまくいくのか?」を広い視野と想像力をもって考える力を欠いているのです。

「できません」という代わりに、「人が足りません」という人も同様です。

大抵の場合、足りないのは人ではなく、能力なのです。
人が足りないという前に、仕事の効率化を見直してみることが大事です。

「いつかは起業したい」という人は、決断・実行力に欠けています。

本当に起業したい人は、具体的に「○○をやりたい」を、口癖にするといいです。
また、なかなか起業できない人に、どうして起業したいのかと聞くと、
「一国一城の主になりたい」とか、
「誰にも指図されず自由に働きたい」「今の会社の人間関係が不満だから」といった理由を挙げます。
どういう会社をつくりたいかは、後回しなのです。
こういう人に手を差し伸べる人はいない、と心得たほうがいいです。

「まだ本気出してないだけ」、「やればできる」という人も、やってもできない場合が多いです。
今まで、特に何かを成し遂げたこともないのに、「やればできる」という人は、
努力をしたことがないので自分の限界を知りません。
限界を知るのが怖いから、「まだ本気を出してないだけ」です。
つまりこれは、永遠にできない人の口癖なのです。

マネジャー失格…、
マネジメント力の低い上司がよく使う言葉が、「あいつ、使えない」です。

部下の育成は上司の仕事と頭で理解していても、
残念ながら、どんなに手を施しても、なかなかできるようにならない、部下はいるものなのです。
「あいつ、使えない」と、口に出したくなる気持ちも解らなくはないですが
思ってもこの言葉を口にするべきではありません。

そもそも人は「モノ」ではありません。
手を尽くしてもどうにもならない場合に、人事に掛け合うにしても、
「彼(彼女)の適性を活かせる仕事がここにはない」と、
あくまでも「彼(彼女)のためにならない」というスタンスを貫きましょう。

また、新しい企画を提案しても、「上は何て言うかな」という上司は、部下からの信頼を得られないでしょう。
これも、マネジメント力の欠如が露呈した口癖なのです。 

生き残れない経営者の言葉…、
また、「生き残りをかけて」と、社員に語りかける経営者も同様です。

一見前向きに聞こえますが、生き残りを目標にする時点で、その会社は生き残れない可能性が高いのです。
生き残りをかけるのは社内の問題であって、お客さんにとっては、まったく関係がないのです。

製品作りも、同様の思考で行われている可能性が高いです。
つまり競合品と比較した機能追加、低リスク低予算を主眼に置いた商品作りであって、
どこにも、お客さんが欲しいものを作る、という発想がないのです。
そういう会社は、遅かれ早かれ危機に瀕するでしょう。

「ここだけの話ですが」といって秘密をバラす人は、相手から信用を得たくてしているのかもしれませんが、
本人の意図に反して、信用を失う結果につながるので注意したほうがいいです。
信用を得る人は、あらゆる秘密を守る人です。

「俺、寝てないんだよ」が口癖の人も、

時間の使い方に問題がある場合が多く、大事な仕事を任せるには頼りないでしょう。
仕事が多くて大変なのではなくて、仕事ができなくて大変なのです。

「ドラッカーも言っている」などと、著名人の名言を引用して意見をいうと、

そんな有名な人が言っているならと、意見が通りやすいこともありますが、
あまり多用すると、この人は自分の意見に自信がないテキトーな人と、思われてしまうことにもなりかねません。
名言はあくまでも最後の一押しとして、必ず自分の経験と考えた末に出た結論と、セットで使うことです。
そもそも、しっかりとした論理と正しい結論があれば、名言などなくても人に受け入れられるものなのです。

もう一つ気をつけたいのが、協調を乱す言葉…、

何をいっても、「でもさ」と、否定から話す人は、皆から面白くないと思われている可能性が高いです。
反対に、「あー、私もね、」という口癖は、女性に多いようです。

相手の話に同調する言葉なのですが、
仕事の場面では問題が解決されない連想ゲーム型の会話に陥る危険性もあるので、注意したほうがいいです。

また、「私」で始まる会話をよくする人は、自分の話しかしないタイプが多いです。
「何でこれやるんですか?」と、上司に聞くのは、指示された仕事の重要度を知り、
理解を高めるために必要でもあるが、「やりたくない」という意味を強調してしまうと、
上司との関係がこじれるので要注意です。

結構よく耳にする「残念な口癖」でした。
安易に使っていないか、今一度振り返ってみてください。
少し反省させられる、主なのでした…、

長文をお読みくださり、ありがとうございました。

(画像はWEBから拝借)




滋賀県東近江市の読合堂と言う山裾の田園地域で、
「眞空庵」という理美容店を営ませて頂いております。
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