2011年11月15日火曜日

「 眞空庵 」 ビフォーアフター Vol.13 (母屋解体 ・編 )


お仏壇の引っ越しも、無事に終わったお盆明けから、
今度こそ!(-_-;) いよいよ本当の本工事着工です。(^^ゞ
お仏壇が鎮座していた床の間も、岡田棟梁自らが解体していきます。
田舎の家ほど!(-_-;) 普段あまり使用しない仏間に、無駄にお金が掛かっています。
木材も「欅」など、地元の高級材木が使われていますので、
改修されるお店に極力再利用できるようにと、岡設計士さんが色々と考えて下さっています。
解体作業中も木材を再利用できるように、岡田棟梁が慎重に丁寧にしていきます。


母屋は柱と壁だけを残し、後は全て取り払います。
このような日本建築では壁で強度が保たれていますので、壁は取り除けません。(-_-;)
もし取り除けば、家全体が四方八方に歪んでしまいます!


加えて屋外と違い重機機械が入れませんので、全て手作業です。
もちろん、廃棄するためにダンプに載せるのもです。(-_-;)


台所も御覧のように、ハンマーで化粧板を粉砕しながら解体していきます!
一見、面白そうですが、危険な仕事です。
それに、廃棄処分・運搬しやすいように、考えながら作業をしていかなければなりません。


基本は上から下へ!奥から手前へ!です。
掃除と同じです。(^^ゞ
二階の天井も捲ります!


実に40年ぶりに、天井がめくられて、立派な棟と梁が姿を表しました。
意外ときれいです・・・、(・_・;)


設計の段階では、屋根裏から覗く程度なので、全貌が分かりませんでしたが、
これで、全てがハッキリと見渡せます。
梁は店内から見えるようにして頂きますので、痛みや虫食いなどを検査していきます。


岡設計士と岡田棟梁が、今後の施工方法を相談します。
こういった改修・改造工事は、解体途中で設計の変更が多々あります。
ある程度は分かっていることでも、見えなかった柱なが姿を現すと、
痛みや歪み等々、机上では分からないことが、現場で後から沢山出てきます。
その都度三者で相談して、解決していきます。
時には、予算に影響することもありますので・・・、(-_-;)
幸い、基本の柱・骨格は大丈夫でしたので、一安心でした。(^^ゞ
そして、解体工事と並行して屋根工事も・・・、

次回へ続きます。

「 眞空庵 」  ビフォー・アフター シリーズ は ⇒⇒⇒( こちら ) から、どうぞ!(^^ゞ


デザイン・設計・管理 
岡建築デザイン事務所 代表・岡 達也
〒 610-0332  京都府京田辺市興戸和井田 13-9
℡ 0774-62-9970   Mobile 080-1411-8988

施工 
岡田工務店 代表・岡田光弘
〒 606-8184 京都府京都市左京区一乗寺払殿町 12-9
℡ 075-791-0503 Mobile 090-3729-0158

解体工事
(有) オカジマ 代表・岡島好一
〒 615-0903 京都市右京区梅津堤下町 29
℡ 075-871-7802 Fax 075-881-6835


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